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ANNUとは「杏子」をもとに創名しました。
杏子は古より花は人を楽しませ、実は食用として親しまれ、種は薬として活躍してきました。
特別な派手さはなくとも人々の生活に寄り添い、様々なシチュエーションで愛用され続けてきた太陽の果実 杏子。
それは私たちが目指す理想の姿です。
「ちょっとしたおやつに」
「自分や家族へのご褒美に」
「大切な人に」
「特別な日に」
私たちも菓子作りをとおして、地域のみなさまの生活における様々なシチュエーションにそっと寄り添い、そっと彩を添えられる・・・
そんな存在になっていけたらと思っています。
宮野シェフをはじめ、職人たちが毎日心をこめて手づくりする菓子。
良質な素材を選び、素材本来のもつ力を最大限に引き出し、常に理想の状態の菓子であるよう、そして更にいいものを求めて、毎日切磋琢磨してつくります。
「日本人が素直においしいと思う菓子」をコンセプトに配合や製法をシェフがひとつひとつ考えます。
例えば伝統的フランスのスポンジ生地をつくるにしても、ぱさっとした食感は日本人はあまり好まないので、口の中でしっとりとする水分量にする技法をオリジナルで編み出しています。
たくさんの素材を掛け合わせて複雑な層にするよりも、「どうしたら、この素材を美味しく食べられるのか」という考えのもと、アンヌの菓子は生まれてきます。
強烈な甘さよりも、素材の香りや味わいを生かして、心地いい甘さにもっていくのもアンヌの菓子ならでは。
新たな菓子を生み出したり、旬の恵みを生かしたり・・・伝統菓子をここでしか食べられない菓子に。
職人の菓子作りに対するよろこびや想いが、みなさまの「おいしい」としてお渡しできるよう、アンヌスタッフ一同日々精進してまいります。
